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2015年01月06日

シマノ 13メタニウム XG インプレッション



スペック
●ギヤ比:8.5
●最大ドラグ力:5kg
●自重:170g
●最大巻上長:91cm
●ベアリング:9/1
●マイクロモジュールギア搭載:シルキーな巻き心地を実現
●X-SHIP搭載:ギア耐久性、回転フィール向上、飛距離UP
●搭載:セーフティレベルワインド
●スプール寸法:径34mm/幅22mm
●ハンドル長:48mm
●SVS∞(インフィニティ)
●ナイロン糸巻量:3号~120m、3.5号~100m、4号~85m、5号~70m

シマノ 13メタニウム XG インプレッション
琵琶湖2013/4/26
ポイズングロリアス 173MH 琵琶湖バーサタイルX+13メタニウムXG+フロロ20lb+ジョインテッドクロー178



使用感
メタニウムXGのロッド遍歴はポイズングロリアス 173MH 琵琶湖バーサタイルX(今はアンタレス)→ファイナルディメンションPV1610M(折れる)→現在ファーレンハイトPV1610Mにセットしています。
使用ルアーはトップウォーター・スピナーベイト・ミノー等の10~30gの巻物全般。


ラインキャパ
表記ではアンタレス同様ナイロン5号70mですが、12アンタレスより若干巻き量が少ないような・・・
アンタレスを買う前はフロロ5号(20lb)75mを半ば無理矢理巻いてましたが、今ではフロロ4号(16lb)を75m巻いています。


飛距離
気持ちよく飛んでいきます。
自分はあまりロングキャストを多用する方ではないですが、ブレーキセッティングを詰めればかなり飛びます。


SVS∞(インフィニティ)
従来のSVSはブレーキシュー6個の組み合わせでブレーキ調節していましたが、インフィニティはブレーキシュー4個と無段階外部ダイヤルによってより細かく設定することが出来ます。
従来のSVSではサイドカバーを開けなければ調節できなかったのに対し、外部ダイヤルのおかげである程度はサイドカバーを開けずに調節することが可能になりました。
13メタニウムはブレーキシューのON/OFFの際、サイドカバーを外すのに多少手間取ります(OPENにしてから自分でスライドさせて外さなければなりません)。
また、本体から完全に離脱するので、現場での設定でサイドカーバーを落下させてしまう可能性があります。

ブレーキ設定は自分の場合、大抵ブレーキシュー2個ONであとは外部ダイヤルで調節しています。

インフィニティはブレーキシューが接触するブレーキパイプのオイルが切れると、キャスト時に異音が発生するケースがありますが、13メタニウムは雨が降ると必ずと言っていいほど異音が発生します。
それに伴い、ブレーキ力も変化します。

雨が降らなくても数回釣行することで徐々に音が大きくなってくるので、たまにブレーキパイプにオイルを塗って拭き取る作業をすることで改善されます。
オイルを塗るだけだとブレーキが効かなくなるので、オイルを塗ったら必ず乾いた布等で拭く必要があります。
また、この作業を行った直後と数回釣行した後ではブレーキの効きが変わってくるので、それに応じてブレーキのセッティングを変えなければなりません。

12アンタレスは異音が発生することが少なく、未だこの作業を行っていません。



マイクロモジュールギア
買った当初はヌメヌメとした巻き心地というよりは、スーっと巻き抵抗があるものの、滑らかでした(XG)。
1年ほど経過したところで多少劣化してきました。かといってゴリ感があるというものではなく、普通の巻き心地です。
対して12アンタレスHGは殆ど劣化もなく、非常に滑らかです。


重量・大きさ
アルデバランより15g重く、12アンタレスより55g軽量です。
アルデバランも所有していますが、大きさも重さもアルデバランとほとんど変わらないので、アルデバランに近い使用感です。
非常に軽くてコンパクトです。


剛性
アンタレスに比べると、やはり劣ります。
アンタレスの金属的なカッチリ感はありません。

また、前述した巻き感の劣化・ブレーキの異音に加え、クラッチのゴムが外れるという問題がありました。
使用初めて数回の釣行でキャスト時にズレるようになり、その内接着剤で留めようと思ってそのまま使っていたら、いつの間に紛失してしまいました。
凸部が指に当たるので多少気になりますが、使用にはほとんど差支えないのでそのまま使っています。



総評
飛距離・軽さ・コンパクトさ、この辺りは文句の付けどころがありません。

一番の欠点はブレーキの異音。
個体差もあるかもしれませんが、定期的にメンテナンスは必要になるでしょう。

スプール径34mmのベイトリールは、バスフィッシングでは最もバーサタイルとされています。
バス用ベイトリールを1台選ぶなら、このクラスのリールがベストだと思います。
実際、比較的軽量なものから重量級のものまで、快適にキャストできます。

ギヤ比のラインナップも豊富で使い分けも出来ますが、13メタニウムを買うなら個人的にはXGがお勧め。
巻き取り90cm以上のベイトリールはこれを除くとアブのREVO ELITE IB ROCKET9(レボ エリート IB ロケット9)くらい?
スーパーハイギヤは底物用と思われがちですが、巻物も全然OK。
個人的には陸っぱりはハイギヤ推奨です。
ギヤ比に関しては後々持論を書こうと思います。

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夢屋からカスタムスプールが出ているので、それを使い分ければ、1台をよりバーサタイルに使えます。

シマノ(SHIMANO) 夢屋13メタニウムBFSスプールMg

ベイトフィネス的に使うならコレ。
アルデバランよりスプール径が大きいので、飛距離を出したいとき、ベイトフィネスプラッギング等にお勧め。
●自重:9.7g
●フロロ糸巻量:8lb-75m



シマノ(SHIMANO) 夢屋13メタニウム深溝スプール

太糸をたくさん巻きたい時にはコレ。
●自重:13.3g
●ナイロン糸巻量:4号-110m




社外品のカスタムスプールはこちら

HEDGEHOG STUDIO(ヘッジホッグスタジオ) 13メタニウム用 Avail Microcast Spool MT1332R

アベイルマイクロキャストスプール
夢屋より軽量でベイトフィネス向き。
●ラインキャパ:12Lb-50m、10Lb-65m、8Lb-75m
●重量:約9.0g
●純正品に対する重量比:13%軽量化




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